あなたはなぜここに来ましたか
今日明日、オリエンテーション最後の2日間は、本格的なワークショップ。朝一番の”What’s normal?”の時間には、「当たり前」をみんなで見直した。ドイツの初対面の握手は話している間中握りっぱなしだったり、スウェーデンでは名乗った直後に「コーヒーがあっちにあるから淹れてね」と言ったりすると知った。ビジネスの場面での日本式あいさつは、だいぶ他と違っていて驚かれた。印象に残ったのはケニア。お友達と会うと握手をするのだけれど、目上の人にはハグをして「暮らしはどうですか」などと質問して、敬意を示すそうだ。日本では、近しい人でなければ年齢に関係なく丁寧なあいさつをするなあと思って興味深かった。
チームでよいパフォーマンスが起きるときのモデルの紹介もあった。「なんだ、これが足りなかったのか。教えておいてくれれば」という気持ちでいっぱいになった。
「ここをきちんとやっておくと、こういうことが期待できます」「やっておかないと、こんなことになるかもしれません」という例に、ぶんぶん頷きながら聞いた。
午後は、どんな人たちがここに集まっているのか知り、それぞれの目的にどんな共通点があるのか見つけていく時間だった。そんなときにはワールドカフェ。
小さなグループで話せたので、ひとりひとりのことが知れた。外国語の名前を覚えるのに苦労している。エピソードと一緒に記憶できると助けになる。