ゲストレクチャー最終日
物理と化学を生物学に結び付けることで、説得力のある数字を提示しながら組織に変革を呼びかけることができる。というようなお話が、文系全開120%の私でもギリギリついていける絶妙な匙加減で続いた。
・「視界5mの霧の中、100キロで運転しているとする。この先で橋が壊れていると知っている。どこなのか、いつ着くのかはわからない。それでも100キロで飛ばし続けるの?」
・一連のプロセスは、鳥の目で見たときにうまくいく。人々が理解したときにうまくいく。どうやって人々に届けられるか。地球上の全員に届けないといけないなら、とても無理だから孫と遊んでいるほうを選ぶけれど、全体が変わり始めるには15%に届けばいい。そう思ったら、眠っている場合じゃない。”I’m in for that.”
講義はもちろん、あり方や話し方もとても素敵で、お会いできて本当に光栄だった。
午後は架空の組織についてABCDプロセスを使うグループワークだった。頭フル回転。最初ビジョンがまとまらなくてどうなるのかと思ったら、先へ進みつつ戻ってくるうちに、最後は時間の余裕を残してアクションプランがまとまった。全然違う人たちが集まって協力することは、必要で、楽しくて、いっぱいモヤモヤして、疲れたりもする。それをこうして体験しながらだんだん「プロセス自体を信頼してそこに居続ける」ことができるようになったらいい。
ランチタイムに泳ぐひとたち。