ありがとうって思うことを一日3つ言ってみて

スウェーデン留学記 https://www.bth.se/eng/msls/

日の出チャレンジ

今日こそ!もう初日の出じゃないけど、この際だから日の出を見に行こうと出かけた。昨日から天気は晴れで、落ち葉がカサカサいった。白鳥が寝ているのを眺めていたら、鴨たちが急に飛び立った。驚いて起きる白鳥。

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そして「なんだ鳥か」とばかりに再び寝る白鳥。和む。

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天気はバッチリなんだけど、今度は東の空が開けていないという問題が。

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うーん。

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もう一声。

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ああ、しかも地平線付近だけ曇ってる。

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今日のベストはここまで。綺麗だったからいいか。

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初日の出未遂

む。初日の出が楽勝じゃないか。

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と思い立った朝7時の時点で、天気は快晴。星と月が見えていたのでウキウキしていたら、8時半前後はこうだった。

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曇天!10mの強風!バルト海大荒れ!変わりやすい天気に涙した。

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粘ったけど、寒さが限界に達して撤収。残念だった。

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木々はほぼ葉が落ちて裸なのだけれど、森に入ると風からは相当守られる。森ってすごいと思った。

年越しパーティー

カールスクローナ居残り組のお祝いは、友達が遊びに来ている人、家族が来ている人、風邪を引いた人たちが参加できず、こじんまり、大量の美味しいものでパーティーになった。

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インドの郷土料理と、ベトナムフォーと、おせち。「年越しそばの代わりにフォーが食べたい♪」とワガママをきいてもらったら、本気で丸鶏を煮込んでくれて恐縮したけれど、本人は「いやいやいつものことだから」と事もなげだった。ずっと謎だったスパイスは、シナモンとスターアニスコリアンダーシードだった。おせちは伊達巻が好評だった。冷凍中華野菜ミックスで筑前煮はムリがあった。友人が作った素敵おせちの写真をみんなに見せたら「なにぃ、これが手作りだって!?」とびっくりしていた。この品数と手間暇は、確かに他に類を見ない。三が日に休むためだよって言ったけど。

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フォーは最後に卵をのせるのがベトナム流だそう。大変に美味しくお腹いっぱいになったあとは、海辺に花火を見に行った。動画が載せられなくて残念。

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花火と言えば、私はドイツとニューヨークで年越ししたことがあって、新年の雰囲気を少し知っている。それに対してカールスクローナは、とても静か。私たちがいたSaltö islandでは、海辺の花火スポットに住人たちがワラワラ集まって、ちょっと花火を見たらとっとと帰ってしまった。本気の花火を一日中、命の危険を感じるほどに打ち上げるオランダから来たクラスメイトは、かなり拍子抜けしていた。「ゆく年くる年」「こたつみかん」の日本とはエラい違い。

 

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British English

 

ウェストミンスター寺院の礼拝に行くかどうか話しているとき”But probably we have to queue.”と言われて「きゅー?」と思った。話しているうちに推測できて、「stand in lineってこと?」と尋ねてみたら「そうよ、それはアメリカ英語ね」とのことだった。確かに”long queue”とかみんな言っている。きゅー。語源はフランス語で、発音より綴りが長い感じがやっぱりと思った。さらにさかのぼるとラテン語coda(尾)から来ているそうだ。あ、codaなら音楽用語的直観で理解できる。

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もうひとつ、すごくBritishと思ったのがこれ。空港のトイレにあった。

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「お手洗いは到着ロビーのバーガーキング付近にもございます」が、Please be advised that!!この表現が醸し出す雰囲気に感じ入ってしまった。ネイティブには普通なんだろうか。

New Year’s Eve

結局、気のすむまで楽しいことをしたら、ラップトップの前に座って宿題ができた。遊んでいる間、現実にいつ戻れるんだろうとちょっと怖かったけれど、何も進んでないように見える時間も、たぶん必要なプロセスなのだ。

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何をして遊んでいたかというと、おせち料理。レンコンも里芋も栗の甘露煮もない中で、何がしたいか/できるか考えた結果、こうなった。

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伊達巻と、豆きんとん。伊達巻は、冷凍タラをミキサーにかけて。豆きんとんは、ミックス豆パックを使ったら、ちょっと塩が入ってちょうどいい味になった。やればできるもんだ。それにしても、スイートポテトのオレンジがなんとも言えずヨーロッパ。

 

このあとは冷凍Wok mixと鶏肉で筑前煮もどきを作って、年越しパーティーに集合!

 

Running dinner

クリスマスの一週前の週末、クラスのみんなでRunning Dinnerをした。一緒にお料理して、誰かのおうちで一緒に食べて、そのあと広いおうちに集まってクリスマスパーティー、という一日だった。

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2人か3人のグループが割り当てられる

・前菜、メイン、デザートが割り当てられて、グループで用意する

・「この住所に行って、前菜をみんなで食べます→次の住所に走ります→メインを食べます→自宅に戻ってデザートをホストします」というふうに、人によって違う指示がくる

 

という手順。この計画を立ててくれたクラスメイトは、何度かこれをオーガナイズしたことがあるという。30人近くが参加した中、どんなスキルを持っていたらこのパズルが解けるんだろう。すごかった。

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というわけでバディと一緒にデザートを作った。何か一緒にできることを、と考えたら、料理というより工作になった。

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私はいちごサンタのことだけ考えていて、ケーキをどうするかバディに任せたら、さすがのクリエイティビティでこうなった。サンタ大回転。スキーしてます。

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たまたま行ったことのない住所が偶然割り当てられていて、かなりのサプライズだった。みんな素敵なおうちに住んでいることがわかったり、最後にみんなで大集合したパーティーで誰とどんな美味しいものを食べたのか教え合うのも楽しくて、本当に素敵な企画だった。

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「これをしたら楽しいだろうな」「喜ぶだろうな」と思うことを一緒にできる人たちに囲まれている幸せを感じた。2018年が全体としてそうだったなと振り返っている。

Hot pot!!

12月初め、もう遠い昔のことのようだけれど、かなり本気の火鍋をごちそうになった。

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みんなで鍋を囲む幸せ、お箸でこそ食べやすいものを食べる幸せ(フォークで春雨は大変そうだった)。中国から来た人たちが集まるシェアハウスで、思いのほか日本に帰った感じがした。素敵すぎて、思い出しては幸せに浸る日々が続くことをemotional hangoverと呼んでいたら、カナダから来たクラスメイトがHappiness Hangoverという表現を発明してくれて、それがクラスで定着しつつあるのが楽しくて嬉しい。