ありがとうって思うことを一日3つ言ってみて

スウェーデン留学記 https://www.bth.se/eng/msls/

スウェーデンのクリスマスに欠かせないもの

スウェーデン人のクラスメイトにお茶に招かれて教えてもらった、クリスマスと言えばこれ!その1はJulmust(ユルムスト)。Jul=クリスマスの must=ムストというノンアルコール飲料

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すごく甘いコーラみたいな味がして、コーラが飲めない私は一口でギブアップした。

 

その2はPepperkakor、ジンジャークッキー。これはとても好きで、冬中ずっと食べていた。色んなメーカーから出ていて、少しずつ味や食感が違う。私のイチオシはAnnasというメーカーのもの。下の写真は違うメーカーので、ちょっと厚手でガリガリしている。

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ブルーチーズペーストを塗って食べるのが流行っていると熱心に勧められたけれど、私は残念ながらハマらなかった。

 

その3は、ミントチョコレート。
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薄くて香りもいいんだけど、一年に1枚でいいと思うくらい甘かった。

 

今年はジンジャークッキーを焼いてみようと思って、パウダースパイスを買ってある。

 

 

 

 

 

スウェーデンで電車に乗るときは

私が暮らしていたブレーキンゲ地方の場合。写真の赤いのがバス電車共通カード的なもの。

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[一番上は学食やカフェで使えるプリペイドカード。一番下はバスが期間限定無料で乗れるカードで、入学時に(今さら遅いわっていうタイミングで)もらった]

 

①電車は駅で、バスは乗車時に、クレジットカードで毎回切符を買うこともできる。オンラインでも買える(https://www.sj.se/en/home.html#/)。駅売店などでカードを買うとSuicaのようにチャージができ、電車もバスも2割引。チャージはクレジットカードでしかできない券売機があった気がする。キャッシュレスがとても進んでいるスウェーデン

 

②すごく混雑しているとき以外、検札は必ず来ると思っていい。カードを見せても切符を見せてもいい。しかしながら、切符を見せると「カードも見せてください」、カードを見せたら「切符も見せてください」のどちらのパターンも経験しているので、両方持っておくと安心。

 

③電車が急にキャンセルになって、「次は2時間後です」とか言われることがある。理由は明かされない。余裕を持って旅程を組むと安心。

 

④ローカル情報。学校の最寄り駅Bergåsaはスウェーデン語だと「べりおーさ」(「お」にアクセントアクセント)と聞こえる。「すみません、ベルガッサに行きたいんですが」「はあ?」っていう会話になりがち。車内では停車駅が文字で出るので大丈夫かも。

 

 

 

「誕生日おめでとう」

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誰にいつ会っても、挨拶が「ハッピーバースデー!」の人がいた。えっ、あなた今日誕生日なの?いや違う違う、みたいな誤解もあちこちで生じた。

 

どうして?と尋ねると「人の誕生日って絶対覚えられないから。毎日言ってれば当日にも言えるでしょ」とその人は答えた。慣れると良いものだった。もともと誕生日を祝ってもらうのは好きだし、カールスクローナを去るときには、ハッピーバースデーが聞けなくなったら淋しくなるなと思っていた。

 

それぞれ帰国してから、久しぶりに電話で話した。「ハッピーバースデー」と言われなかったことに、電話を切ってから気づいた。なんとなく、それは良い変化だと思えた。

「なんでもいいや」

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授業への文句もチームワークの愚痴もイマイチな味の夕食も、さんざん言ったあと最終的に「ま、なんでもいいや」と片づけて、ほがらかに過ごしている人がいた。えっ、それでいいの?!と思うような場面もあったけれど、気楽さが羨ましくてマネしてたら私もだんだん使いこなせるようになって楽しかった。

マルメ遠足

2月、とある週末のこと。あまりにも色々煮詰まった結果、「カールスクローナから出たい!どっか連れてって!!」とハウスメイトを誘ってマルメに出かけた。

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映画「ボヘミアンラプソディー」の余韻が残っていたので、Queenを歌いながら歩いた。♪ Goodbye everybody, I’ve got to go ~ ♪

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お城が博物館になっていて
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機能的なロッカーに荷物を入れると
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いきなり水族館。

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え、キリンの剥製?!と思ったら
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通路にメイキングの様子が貼ってあった。国立科学博物館を思い出した。
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アートもあり
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歴史を感じる展示もある中
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肖像画と服の組み合わせ方が斬新。
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お城の内部を歩いたりもするので、冒険心が満たされた。

 

図書館は、居心地良さそうだった。お勉強に来たかったな。
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全体的に建物の形や色が優しくて、可愛らしい印象の街だった。
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The Flow Game

フローゲームというものがある。探求したい問いをたて、カードを順番に引く。すると、さらなる問いが出てくるので、どんなふうに関連していると思うか、どんなインスピレーションを得たかを語り合い聴き合いながら進めていく。答えを出すことよりは、その旅路から何を受け取るかが大事。先住民の叡智などを集結して作られたもので、とても面白い。私は日本で一度、短いバージョンを体験した。今回スウェーデンでは一日ワークショップに参加できた。

 

その時のノートを読み返していたら、私が引いたカードの一枚がメモしてあった。

 

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「あなたの人生に、より深い満足と意味をもたらすものはなんですか。」

 

「より深い」がポイントだなあと思う。満足も意味もすでにもたらされているものとして、だからだ。

 

もうひとつ、フローゲームで使うシンボルのひとつ、シカについての説明がメモしてあった。

 

「シカは食べ物を探して遠くまで行き、戻ってみんなをそこに連れていく。」

 

シカが表すのは、個としての自己、勇気、革新者が持つパワー。そして以前、アレクサンダー・テクニークのクラスで紹介された、ケルト文化でシカが象徴するのは、やさしさと無条件の愛。

 

何か見えてきそうで、書き留めておきたくなった。読むとか考えるとか書くとかできるエネルギーが戻ってきて、よかったな。

 

What is the Flow Game?(英語ですが、写真でイメージがわくかも)

flowgame.net

 

Airbnb

「どうしても一度フィヨルドに立ってみたい」というクラスメイトの情熱に動かされ、6月にノルウェーに行った。KarlskronaからGothenburg まで電車、Osloまでバス、フィヨルド観光の拠点Stavangerまで電車、という低予算の旅程を組んだ。安いものを見つけるのがとても上手な”King of life hack”が一緒だったので、色々教えてもらえた。

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3人旅だから貸切にできるし、「初めて予約する人はクーポンで安くなるから」ということで、私がAirbnbを予約した。もらったリンクをクリックすると、飛んだ先は日本語だった。メールも日本語で来る。このメールで、私だけが大爆笑した。

 

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「決まりましたね」「まるまる貸切」直前になれば「さあ、パッキングしましょう!」カジュアルな日本語が可笑しくて、英訳して伝えられないのが残念だった。