餃子チャレンジ
大きなキッチンとリビングがつながっているおうちに10人くらい集まって、にぎやかにcooking challengeをした。皮から作る餃子は工程が色々なのでみんなで楽しめた。イタリアから来たクラスメイトはニョッキを作ってくれて、手触りの良さがいまだに忘れられない。焼き餃子も蒸し餃子もくっついてしまって悔しかったのだけれど、美味しいと喜んでくれる寛大な人たちばかり。ワイワイ作ってワイワイ食べるのは、想像をはるかに超えて楽しかった。一体これはどんな祝福なんだろうと思う。
自分の国の早口言葉を言ってみよう!のコーナーが突然始まったのが面白かった。9か国語分覚えられるかしら。イタリア語と日本語の発音が似ていて、お互いマネしやすいということがわかった。カナダから来たクラスメイトが「アッフォガード」の話をしたとき、最初「アボカド」に聞こえて、「あ、アッフォガード」と私が思いきり日本語の発音で言ったら通じた。
Skärva gård organic farm
ファームを見学できてランチも食べられるということで、片道30分自転車をこいでみんなで行ってきた。10月にしてはポカポカ陽気で、いつの間にか紅葉も始まっていて、ものすごく美しかった。
美味しいご飯をお箸で食べて、裸足で庭を散歩した。Coolなコンポストシステムを見た。パーマカルチャーファームで働いていたクラスメイトが、庭の造りや花の役割を教えてくれた。大きなブランコに揺られた。”I could be there forever”って3回ぐらい言った。森を抜けたら海に出て、向こう岸に私たちのキャンパスが見えた。沈黙を敢えてやぶらず歩いた。ぼーっと海を眺めた。大きな木を3人がかりでハグした。だいぶ夕方になっても誰も「そろそろ帰ろう」って言わなかった。
ちなみにここには品ぞろえが豊富なオーガニックショップがあって、ガラムマサラを買ったら大当たりだった。あたたまる。
Week 41
とてもとてもとても色々なことがあった一週間で、もっと時間をかけて消化したい気持ちを持ち続けながら過ごしている。たぶん、十分に時間がとれるときは来ない。消化できた分が完璧だと思えることを目指したほうがいい気がする。そしてなんだかんだ言って一番効くのは眠ることという結論に達しつつある。
1時間全員無言で気づきや質問を紙に書いていく振り返りセッションも
長い一日の帰りに夕焼け散歩をしたのも
大家さんをお招きしてみんなでディナーをしたのも
眠れるハーブティーを折り紙の封筒に入れて分けてあげたらものすごく喜ばれてこっちが嬉しくなったことも
強力粉をやっと見つけたのも
庭で朝ヨガしたのも
全部今週だったことが信じられない。
ずーっと学んでいられることが幸せで仕方ない。その上、この週末のイベントがあまりにも素敵だったので、あとで書く。
プレゼンを終えて
スライドを突貫工事で作り、時間を計ってのリハーサルもできないままに乗り込んだプレゼンは、無事形になって終わった。いつもならもっと準備して臨むのに、思ったより時間がかかった部分が多々あって、たくさん手放した。そんな中、やったことはやったと信頼しようと決めて実行できたのは新しかった。「終わる気がしない!」と騒ぐ私をなだめ、原稿ができていないのにとりあえずしゃべってみるのに付き合い、”Good luck!” “Rock it!”と励ましてくれた人たちのおかげでなんとかなった。直接ヘルプをお願いした人と、進み具合やアイディアをシェアして間接的に助けてくれた人を合わせると、お礼を言いたい人が20人くらいいる気がする。
夜はハウスメイトがピザを作ってくれて、みんなでお祝いした。
コペンハーゲン遠足
週末を利用して、10人くらいでコペンハーゲンに遊びに行った。電車で3時間で隣の国に行けることにびっくりする。空港しか知らなかったので、街を歩くのは新鮮だった。広さも建物の雰囲気も全然違うはずなのに、なぜか東京を思い出し続けてヘンな感じだった。看板が英語なのと、おしゃれなお店がみんな白黒なのと、見目麗しいご飯が高価なのが原因かもしれない。広い公園が新宿御苑に見えて、運河はディズニーシーに見えて、ああtownじゃない、cityだと思った。刺激が少ないカールスクローナで勉学に励む幸せを感じた。
自転車がいっぱい。
マーケットでアジアスーパー発見。カールスクローナにないものがたくさん!
ハイライトは、人気のあるジャズバーで生演奏を聴いたこと。アルトサックスの人は歌も歌って、本当にカッコよかった。ドラムもキーボードも、お客さんたちの感じも素敵だった。「聴くまで忘れていることが多いけど、良いライブミュージックは人生に不可欠である」と、一緒に行ったクラスメイトと激しく同意したのが楽しかった。
帰る日の朝はリトルマーメイドを見に行った。「ディズニーのアリエルしか知らない」というクラスメイトにアンデルセン作の結末を伝えたら「え、それでなんで自殺するの?」と言われて、うまく説明できなかった。「人魚姫は海の泡になって消えました」って、有名だと思ったんだけど。
Science Assignment
システムシンキングとサイエンスのプレゼンが来週あって、智恵を出し合い力を合わせて進めている。「これを教えてもらいたい」と頼んだこともあれば、「これが参考になったよ」「こうやって進めようと思っているよ」と教えてくれる人たちがいたり、たまたまLearning Labにいたらブレインストーミングが始まったので加わってみたり。課題が出たときは落第の危機と思ったけれど、何をしたらいいかわかってきたら、面白くなってきた。文献を孫引きしていく感じが懐かしくて楽しい。そういえば、リサーチは好きなんだった。
夜はハウスメイトと生春巻きパーティーをした。